こんにちは。3児の母をしているりっぺです。
今年も「中学受験」が終わりましたね。本当にお疲れ様でした。
筆者も筆者の夫も20数年前同じく中学受験を経験しました。
当時はいわゆる「ゆとり教育」がちょうど始まる境目の時期で、最初の中学受験ブームだったそうなんです。
それでも、受験する子はクラスに3,4人ほど(夫は学年で2人だったそうです)でした。
最近では、地域によるでしょうが東京都では3人に1人が中学受験をするんだとか。
すごい時代ですね。
かくいう筆者家も長男(新小3)が中学受験を予定しています。
今日はそのことについてお話ししようと思います。
中学受験を目指したきっかけ
一番は長男の性格
我が家の長男は非常に負けず嫌いで、そして競争好き。1番が好き。
常に何かしらと競っています。
これは「中学受験」という厳しい戦場でも1番を目指したがるのではないか!
と親は考えました。
その中で、
・上には上がいること。
・みんな同じようにひたむきに努力していること。
・そんな仲間たちと切磋琢磨しあう経験は非常に価値のある経験であること
を学んでくれたらいいなと考えました。
そして「中学受験」という世界があることを息子に話してみたところ、やはりがっつり食いつき、「やってみたい!!!」と。
そうして我が家は「中学受験」の世界をのぞいてみることにしたのです。
次に両親がともに経験した世界であるということ
筆者も夫も中学受験を経験しました。
筆者は5年生の冬から。夫は5年生の夏から塾に入りました。
筆者が中学受験を決意した理由は単純なもので「地元の中学校に怖い先輩がいるから」。
そしてそんな些細な理由で特に下調べもせず地元の小さな個人塾に入りました。
対して夫は大手四大塾の中でも、あの特徴的なリュックが目印の塾に入りました。
あちこち出向いて何度も受けた模試、実力や希望を熟慮して先生や親とともに選定した志望校。
そしてドキドキという言葉では言い表せないほど緊張した本試験。
20数年前の1月、2月は今でもありありと思い出せます。
間違いなく「中学受験」は筆者にとっていい経験でしたし、それは夫も同じ思いなようです。
習い事遍歴(我が家の息子の場合)
めばえ教室(3歳5か月~5歳2か月)
最初は公文式に通わせたかったのですが、「机について鉛筆を持ち集中して取り組む」ということが出来なかった息子。
公文式の先生から「まだちょっと早いかもしれませんね~」とやんわりお断りされてしまいました。
そこで近所にあっためばえ教室の体験学習にお邪魔したところこれが息子に大ヒット!
パズルのようなものを使った学習に驚くほど集中して取り組むことが出来ました。
少人数制という点にも惹かれ、すぐに入会を決めました。
空間認識能力や規則性の理解など、いまだに息子の頭の中の基盤的な部分はこのめばえでの学びのおかげで成り立っていると思います。
幼稚園入園前の気持ちの準備としても、机について学習をする姿勢を身に着ける機会としてもめばえ教室は息子にぴったりでした。
公文式(5歳2か月~現在)
めばえ教室からそのまま切り替えるような形で入会しました。教科は算数のみです。
基本的な計算力と日々の学習習慣を身に着けてほしくてはじめました。
入会した当初から、F教材が終わった時点でくもんは退会しようと決めていました。
このF教材までというのには根拠があって、G教材からは中学生の範囲に入るからなのです。
このころはまだ曖昧でしたが、中学受験をするかもしれないと何となく考えていたので入試に必要な知識以外は入れぬよう、F教材までと決めていました。
くもんに通う理由として学習習慣を身に着けるためという目的もあったので、お盆休みもお正月休みもとらず、そして旅行先でも休むことなく毎日学習をしました。
お休みしたのは高熱などが出た時だけ。正確に数えてはいませんが両手で数えて収まるほどしかお休みしていないと思います。
息子がくもんを始めてから、コロナが流行り、息子もかかりました。今年度に至ってはインフルエンザに二度かかりました。
その自宅療養期間も、熱が下がったらすぐに「くもんやらなきゃ!」と本人から言い出し、取り組んでいました。
すっかり日々の学習が生活の一部になっているようでした。
そんなふうにしてつい先日F教材が終わり、G教材に突入しました。
現在はF教材の復習のような内容ですが、そろそろ退会を考える時期になったということです。
くもんと並行して取り組んだこと
全国統一小学生テストを受けてみたが惨敗
2023年6月、初めて四谷大塚主催の「全国統一小学生テスト」を受けてみました。
結果は惨敗!
得意だと思っていたはずの算数で平均点をはるかに下回ってしまったため算数国語合わせても偏差値が50を大きく下回ってしまいました。
原因は火を見るより明らかでした。
敗因1:算数の文章問題にほとんど太刀打ちできなかった
公文式の問題はほとんどが計算問題。文章問題は無いに等しいのです。
なので計算問題はできていたのですが後半に行くにつれてボロボロ。
「手も足も出なかった」「問題文の意味が分からなかった」と本人も言っていました。
敗因2:漢字が苦手過ぎた
これは学校の漢字テストを見ていてもわかっていたことなのですが、息子は漢字がとにかく苦手でした。
とめ・はね・はらいなどの細かい点はもちろん、そもそもすべての漢字を適当に覚えてしまっていました。
敗因3:テストそのものに慣れていない
これは当然ですが、これまで小学校のテスト以外外部のテストなんて受けたことがなかったので、「テストに向かう姿勢」というのが全く分かっていない状態でした。
今回初めてのテストでしたが、あえて何にも対策はしていきませんでした。
それは学習面での対策もそうですが、その他の前情報や準備に関してもノータッチで臨んだのです。
その結果、わからない問題にぶつかったらそこで考え込んでしまい、時間配分がうまくいかなかったようです。
そこで、あらゆるドリルを購入。徹底的に復習してみた。
どのようなドリルを購入したかは別記事でご紹介するとして、普通の書店で購入できるドリルにたくさん取り組んでみました。
1日5分!と謳っているような簡単なものから、ちょっと難易度の高めのものまで。
多い時で1日3,4冊をこなす毎日。もちろんこの間くもんの宿題も毎日欠かさずやりました。
まず学校の漢字テストに変化が!
まず最初に目に見えて成長が見られたのは学校のテスト。
中学受験を目指すだなんだと言っているのに学校の小テストで苦戦しているようでは・・・と思う方も多いでしょう。
でもとにかく漢字が苦手だった長男。
夏休み前のテストでは30/100点など当たり前の世界でした。。
それが100点のオンパレードになったのですから本人はかなり自信がついたようでした。
そして、2回目の全国統一小学生テストで躍進
前回のテストから5か月が経過した同じ年の11月、2回目の全国統一小学生テストを受けてみました。
前回からの努力の成果が見られる結果でした。
時間配分も今回は工夫できたようで、算数国語ともに一通り最後まで問題に目を通して、一見難しそうな大問でも、解ける設問がないか吟味して点数を稼ぐことが出来たようでした。
しかし新たな問題発生
前回とは比べ物にならないくらい国語の長文読解問題の難易度が上がっていました。
文章そのものも長くなっていましたし、技巧を凝らした問題が出てきていて、息子は頑張って取り組んでみたものの正答を選択することが出来ませんでした。
算数だけでなく、国語も文章問題を扱う参考書を購入
これまで、国語は主に漢字と言葉の意味を重点的に対策してきました。
しかし、今回のテストの結果を受けて、やはり文章問題が彼の弱点だと実感し、新たに国語の参考書を購入。
算数で先に取り入れていた、少しハイレベルではあるけれどレベル別になっていて少しづつステップアップできる良い参考書です。
こちらも別記事でまとめて紹介します。
大手四大塾の入塾テストを受けた2024年3月
12月頃からは、毎日
・くもんの宿題
・算数の参考書
・国語の参考書
の3本立てでやってきました。
各参考書の進め方などはまた別記事で紹介するとして、なかなかハードな毎日で夕方16時頃から始めても3時間から多い時は4時間ほど机に向かう時もあるほど。
正直筆者は小学2年生の時毎日そんなに勉強していなかったし、大丈夫なのかなあと考えることもあるのですが、本人は「決めたことはやりたい」と言うのですから親としては全力でサポートするのみです。
そしてくもんもそろそろ退会かなあと考え始めた2月の後半からいろいろ下調べして3月に入ってから立て続けに2か所、大手四大塾の入塾テストを受けてみました。
その結果、また弱点が浮き彫りになり日々取り組む問題集が1つ増えたわけですが・・・
そのことはまた後日報告します。
我が家の中学受験準備でやったことまとめ
今日は、我が家の新3年生の息子の中学受験準備としてこの1年の我が家の動きを大まかにお話しさせていただきました。
中学受験に関するブログはあふれかえっていますが、どれを拝見してもそれはそれは優秀な子ばかり。
天才なのか!?という子たちで溢れかえっています。
その子たちも見えないところでたくさんの努力をしているのかもしれません。
しかし我が家の息子は天才ではありませんが、せめて秀才になれるように日々泥臭い努力をひたむきにしてきたつもりですし、これからもその予定です。
そんな息子の努力と家族の伴走の軌跡を残せたらと思い、今日はいつもと違う雰囲気の記事を書いてみました。
普段の記事を求めてくださっている方には、ごめんなさい!
同じく中学受験を考えている親御さんはぜひ一緒に頑張りましょう!
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