こんにちは!
7歳、5歳、1歳の母をしているりっぺです。
今年もじわじわ始まりましたね。
『ランドセル活動』いわゆる『ラン活』です!
ラン活とはよく聞くけど、まず何から始めたらいいの?
ランドセルって色々あるけど、何が違うの?
何を重視して選んだらいいの?トレンドってあるの?
いつまでに買えばいいの?
早く買っても置く場所がないのでは?
今日はそういった数々の疑問にお答えします!
ラン活をまだ始めていない方も、始めたはいいけど決定には至ってない方もぜひこの記事を読んでみてください。
まず何から始めればいいの?購入までの流れは?
1.情報収集
まずは気になるブランドの情報収集をしてください!
公式ホームページからカタログを請求するのもいいですし、最近は多くのブランドがinstagramのアカウントを持っていてそこから最新の情報を得たり、各ブランドの雰囲気を掴んで好みのブランドを見つけるのもいいでしょう。
2.選定作業
子どもと話し合いながらお気に入りのブランドを選定する作業をしてください!
デザイン重視がいいかな?何より強度を重視した方がいいかな?軽さを一番追求したいかな?など子どもとたくさん話し合って、お気に入りのブランドを絞りましょう。
最近ではライブ配信をして、実際の商品を見せてくれたり、質問に答えてくれるブランドもあるのでそういうのに参加してみるのもいいと思います。
3.実際に見に行こう
展示会やショールーム、百貨店などに親子で足を運び、実際に背負ってみてから判断をするといいでしょう。
このとき、教科書等実際に中に入る重さを想定した見本を貸してくれるところもありますので、「重さ見本ありますか?」と声をかけてみてください。
空っぽのランドセルを背負って「軽い軽い〜」とはしゃいでいた子どもも途端に「う・・・お、重いかも。」とびっくりするかもしれません。
でも実際の重さに近いものを背負う体験も最終判断においてかなり大事だと思います!
4.最終決定
実際に色味を見てみたり、背負ってみてその重さやフィット感を体感した後は、親子で話し合い、最終決定をしてください。
店頭で購入する方法以外にも、オンラインで購入できるブランドも多々ありますしオンライン限定モデルなんてものもある場合があるので最終判断は一度お家に持ち帰った上で考えるのも一つかなと思います。
いつから動き出せばいいの?おすすめの購入時期は?
ランドセルの購入時期はゴールデンウィークと夏休みに2つのピークを迎えます。
カタログ請求受付は早くから開始しているブランドもありますが、各ブランドの情報が出揃うのは3月以降なので、そこから資料請求をしたり情報収集を開始しても全然遅くありません。
人気ブランドの限定モデルなどは早々に完売してしまう場合もありますので、情報収集は3月くらいから始めておくのが良いですが、購入はモデルによっては焦る必要はありません。
ちなみに購入後は来年2月や3月まで配送せず預かっておいてくれるブランドもあるので、早く購入したからといって邪魔になるわけではありません!
最新のトレンドカラーは?
女の子のトレンドカラー1位はスミレ、ラベンダー等のパープル系。
しかし、そのほかピンク系、赤、水色、キャメルも一定の人気があり分散化傾向にあるようです。
男の子は黒が圧倒的に多いのですが、それでも少し前までは70%を占めていた黒が近年は50%台となり、他の色(ネイビー、青、緑、ブラウン系)が増加傾向にあります。
また、最近はジェンダーレスの傾向も強まっていて、ビビットなカラーだけでなくくすみカラーを取り入れるブランドも増えてきています。
選ぶ時のポイントは?
1.デザイン
やはりデザインは子どもたちが一番気になるところかと思います。
全体の色味、ステッチの色、刺繍や型押し、ナスカンの形・・・。
実はランドセルのデザインは細部にわたってかなりこだわって作られているのです。
さらにブランドによってはこれらを好みのデザインにカスタマイズすることもできるものもあります。
何色がいいかな?刺繍は?前ポケットの形はどんなものがいいかな?鋲の形は?などなど、たくさん話し合ってみてください。
2.容量
筆者の息子が通う小学校は算数国語以外の教科書(せいかつ・おんがく・たいいく・どうとくなど)は学校に置いて、家には持ち帰らないシステムになっています。
今はこのようなシステムになっている小学校は他にも多々あるようです。
しかしそれでも水筒、週初め・週末の持ち物等考慮すると、ある程度の容量は欲しいものですよね。
なのでマチの大きさ等はぜひチェックしてみてください。
3.重さ
『ランドセル症候群』という言葉もあるように、重さはランドセルを選ぶ際にかなり重要なポイントになってきます。
ランドセルの重さは平均して1,100〜1,300gですが、最近の軽量モデルは900g台からあり、重いものだと1500gほどのものもあります。
この重さはランドセルの素材によって異なり、軽ければ軽いほどいいわけでも重いとダメというものでもありません。
ランドセルにどんなポイントを求めるかによって求める素材は変わってくるかと思います。
4.素材
ランドセルの素材には主に3種類あり、人工皮革(クラリーノ)、牛革、コードバンが挙げられます。
それらの違いについては次に述べます。
ランドセルの素材別の特徴は?
ランドセルを作る素材には主に3種類あることを先に述べました。
まずはその違いをざっくりと表でお見せします。
素材 | 価格 | 耐久性 | 耐水性 | 高級感 |
人工皮革 | 低〜中 | △ | ◎ | △ |
コードバン | 高 | ◎ | ◯ | ◎ |
牛革 | 中〜高 | ◯ | ◯ | ◯ |
上の表から、それぞれの大まかな特徴はお分かりいただけると思いますが次にそれぞれを詳しく見ていきましょう。
1.人工皮革(クラリーノ)
最近では約7割の児童が人工皮革のランドセルを使用していると言われているくらい人気な素材です。
人工皮革の種類はいくつかありますが、『クラリーノ』が最も多くのブランドで使われている素材です。
人工皮革のランドセルの長所には以下のようなものが挙げられます。
・価格が安い
・カラーが豊富
・型崩れしにくい
・耐水性に優れており、手入れが楽
・軽量
かなり魅力的な長所が挙げられる中、牛革やコードバンに比べて『高級感』という点では劣ると言われています。
また耐久性という点ですが、以前は他の2種類の素材に比べて劣ると言われていましたが、近年各メーカーの加工技術の進歩によって牛革と同等の耐久性や丈夫さを持つものが普及しています。
2.コードバン
コードバンとは馬のお尻の皮をなめした高級皮革で、非常に希少な素材です。
そのため価格が高くなります。
ランドセルの中で最高品質のコードバンは『革の王様』『革のダイヤモンド』と称されます。
そんなコードバンの長所は以下のようなものが挙げられます。
・耐久性に優れており、非常に丈夫である。
・使い込むことで、体にフィットする。
・見た目や触った感触の高級感や品質は最上級である。
高級感や耐久性が長所として挙げられる反面、価格が高いことや重さ、耐水性の低さや手入れの若干の面倒さは短所として挙げられます。
3.牛革
牛革のランドセルは昔は主流でした。しかし最近では人工皮革の人気が上昇していることに反比例するかのように、牛革のランドセルを利用する子は2〜3割程度にとどまっているとされています。
牛革の長所には次のようなものがあります。
・見た目や触った感触などに高級感がある
・耐久性に優れている
・使い込むことで、体にフィットしてくる
・傷は3素材の中でも一番目立ちにくい
逆に短所としては、その革の硬さや重さゆえに身体に馴染むまで、重みに慣れるまでに少し時間がかかることが挙げられます。
ランドセルの価格相場は?
平均的な購入価格は5〜6万円ですが近年は高額商品に少しずつシフトしていく傾向にあるようです。
しかし、新品で3万円以下のモデルも市場に出回っているほか、型落ち商品などはかなり価格が抑えられています。
前年度のモデルを購入するのも上手なお買い物だと筆者は思います!
おすすめのランドセル製造メーカー6
ここでは独断と偏見で筆者のおすすめ製造メーカーさんを紹介させていただきます。情報収集のきっかけ作りや参考程度にご覧いただければと思います。
ふわりぃ ランドセル
こちらのランドセルの特徴は名前から連想できるように、その『軽さ』にあります。
最軽量のものはなんと920g!業界トップクラスの軽さです。一般的なランドセルの重さの平均と比べるとかなり軽いことがわかります。
しかし、内寸幅やポケットの大きさ等の機能性のバランスを踏まえると、最軽量モデル以外のものを検討するのがいいと思います。
ふわりぃのランドセルは全てクラリーノ製です。
軽さ、背負いやすさ、丈夫さを兼ね備えたふわりぃランドセル、おすすめです。
筆者の息子もふわりぃのランドセルにしました!
conosaki
conosakiのランドセルはデザイン、カラーともに非常に豊富でオーダーメイドも可能です。
またデザインだけでなく機能性にも優れ、細部に至るまで様々なこだわりが施されています。
ランドセルのレンタルサービスも行なっているようです。
池田屋ランドセル
池田屋さんのランドセルの特徴はシンプルだからこそ飽きのこないデザインとその美しいフォルムにあります。
またカラーバリエーションは92色とかなり豊富で、お気に入りの色がきっと見つかるでしょう。
強度も抜群で、専門機関による厳しい強度試験をクリアしています。
インスタライブやYoutubeライブも定期的に行なっているようなのでぜひチェックしてみてください!
土屋鞄製造所
土屋鞄製造所のランドセルの特徴はまさに目を引くデザイン。
シンプルで洗練されたそのデザインは非常に魅力的です!
またカラー展開は池田屋ランドセルと比べてしまっては多くはないですが十分選択肢があります。
デザインだけではなく、機能性もちゃんと追求されています。
軽量化を目的に人工皮革と牛革を組み合わせた素材(牛革ハイブリッド)が使われているものもあるのが特徴の一つと言えます。
萬勇鞄
今年から、萬勇鞄のランドセルはリニューアルされ機能性がさらに高まりました。
萬勇鞄も土屋鞄製作所と同じく牛革の人工皮革のハイブリット素材を使用することで、100gの軽量化に成功したそうです。
また収納力UPはもちろんのこと、肩ベルトや背面クッションの快適性も高まったとのことです。
atara
ataraの特徴はシンプルな外面デザイン、無駄のないミニマルな機能、そして内側に施された北欧風のテキスタイルと言えるでしょう。
商品ラインナップは厳選された19種類となっていますが、北欧風デザインやシンプル好きな方にはぜひ検討していただきたいブランドです。
まとめ
今日は2024年4月入学組のラン活についてまとめました。
このご時世に合わせて、ライブ配信で商品紹介をしたりレンタルサービスをしたりしてくれるブランドが多数あります。
まずは各ブランドのカタログを請求したり、各ブランドのSNSアカウントを見つけたりして、情報収集から始めてください!
子どもたちとたくさん話し合い、何度も意見を擦り合わせる皆様のラン活が素敵な思い出になることを心から願っています。
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